2022年8月のローンチより、アクセラレーションとコンテストの2本柱で進めてきました
「INNOVATION LEAGUE 2022」の取り組みを、「ACHIEVEMENTS」として
ご紹介しています。
8月のエントリー開始から沢山のご応募をいただき、10月に行われましたキックオフ・イベントで4社を採択。11月の上旬から行われましたコラボレーション・パートナー(全日本柔道連盟、日本アイスホッケー連盟)との共創期間では、各採択企業に対して、インキュベーターが伴走役として付き、プロジェクト推進のアレンジやさまざまな企画支援、ネットワーキング支援、プレゼン資料に関する表現アドバイス、実証機会の調整やリリース調整などの支援が行われた他、メンターによる講義形式でのアドバイスや個別のメンタリング機会を提供されました。全日本柔道連盟、日本アイスホッケー連盟の各種大会と連携した実証、選手やチームとの検証などを経て様々な成果を得ました。
概要
1年間52週間のうち、約12週間が生理による不調を感じることから由来している「1252プロジェクト」。女子学生アスリートが抱える「生理×スポーツ」の課題に対し、トップアスリートの経験や医療・教育分野の専門的・科学的知見をもって向き合う教育/情報発信活動を行っています。「相談する先や正しい情報がない。」と感じている女子学生アスリートや指導者の方に向けて、専門家のご指導のもとオンラインをはじめ、授業・セミナー型の情報発信を行っています。女子学生アスリートが自分らしくスポーツをする為に正しい知識やサポートが得られ、自分のポテンシャルを最大限発揮できる競技生活を送ることができることを目指します。
成果
全日本柔道連盟様と連携しタブー視されてきた女性柔道家の生理の悩み/健康課題への取り組みを実施。女子柔道家の意識/月経実態調査や国際大会における啓発活動、井上康生氏×伊藤華英対談動画などを展開。また各委員会との横連携として、役員やトップ選手/指導者に情報提供させることで柔道界での取組の基礎を構築。中長期的に誰もが自分らしく安心安全に柔道に向き合える環境づくりの為、今回の試験的取り組みを踏まえ本格展開予定。
概要
テクノロジーの力でスポーツ・エンターテインメントを再演出!! 「予想」を通じた新しい観戦体験の創造により人々の日常に熱狂を届ける 今日のドキドキや明日のワクワクを仲間と共有・共感できる「予想メディアプラットフォーム」を通じて、スポーツ団体やテレビ局と協力し、ファンや視聴者が楽しめる時間を長く深く増幅させる新しい体験を提供します。 ハマっているドラマの最終回を、大好きなスポーツの優勝決定の瞬間を、あの映画シリーズの最新作を待つようなそんなワクワクドキドキをもっともっと日常に!!
成果
全日本柔道連盟様と連携し、グランドスラム東京・パリ、ワールドマスターズ、3つの世界大会において、各階級のメダリストや大会の展望を予想するコンテンツを実施。東京大会では、会場の演出にも貢献し、英語、フランス語にも対応。パリ大会ではIJF(国際柔道連盟)・US柔道連盟も巻き込み、英語版の予想コンテンツを世界に向けて発信。法律、技術、サービスの実証実験を成功させファンや関係者の満足を得ることができた。
概要
アスリート×ヘルスケアアプリ「SPORY」を軸に、エンゲージメントの高いアスリートファンコミュニティの創出に挑戦しております。 スポリーを通したファンの行動/課金/イベントクリア履歴等を評価し、ポイント/デジタルバッジとして付与する事で、日常と試合を繋ぐタッチポイント及び応援行動へのリワード体験の提供を行なっております。
成果
日本アイスホッケー連盟様と連携し、オールスターゲーム及び横浜グリッツホームゲームでの実証実験を実施。 ファンの行動を評価したリワードの提供・アスリートに関連する体験のモノ化・他領域コラボ等を通し、「日常と試合を繋ぐ応援体験」の企画開発と反応の検証を行いました。 今後、シーズン連携を予定しており、アプリを軸としたエンゲージメントの高いファンコミュニティ創出支援を横展開していきます。
概要
チームスポーツのための脳神経科学に基づくコーチング&トレーニングサービス「renewro」。ストレスの根源は脳の「扁桃体反応」。これをセルフでコントロールできてこそ、本来の力を発揮できる心身のコンディションが整います。筑波大で開発のVRアプリや、本当の問題原因やチーム内対人関係性を可視化する分析ツールを使い、コーチングで選手やコーチをサポート。アプリは、扁桃体反応を鎮め、情緒安定化、自己イメージ向上、ゾーン状態促進の効果が実証済み。renewroをチーム内で実践できるよう、コーチやトレーナー向けの育成講座も提供します。支援者のセルフケアも促し、健全な育成環境作りをサポートします。
成果
日本アイスホッケー連盟様と連携し、プロチームのアセスメントを実施し、選手・コーチの心理行動特性、対人関係性を把握し課題を抽出。期間内に、チーム力向上を目指す女子クラブチームを対象に、監督・コーチと共に、特に対人緊張を強いられるDF陣にフォーカスし、1か月半に亘りコーチングとアプリトレーニングを実施。実施後の数値/定性評価で、ストレスや対人緊張、チーム内関係性、プレーの改善効果が確認された。今後は、支援範囲拡大と、詳細のパフォーマンス改善の測定を行い、チーム力向上への一層の貢献を目指す。
プログラムとしての伴走支援は、デモデイまでとはなりますが、当プログラムや成果発表が起点となって沢山の共創機会が生まれることを期待しています。
スポーツやスポーツビジネスの可能性を拡張する新しい事例、優れた事例を讃える取り組みとして一昨年創設されたINNOVATION LEAGUE コンテスト。3回目の開催となる今年度は、計89件の応募がありました。スポーツを軸にさまざまな領域で活躍されているフロントランナー11名からなる審査員が審査を行い、以下にご紹介する各賞受賞者を決定しました。なお、3月10日に開催しましたINNOVATION LEAGUE 2022 デモデイにて贈賞式が執り行われ、各賞受賞者やファイナリストの方々には賞状とトロフィーが贈呈されました。
概要
「スポーツ × 福祉 × 農業」をテーマに、農業を通じて障がい者の就労支援継続事業を行う社会福祉法人一燈会と湘南ベルマーレが連携し、障がい者の方々がより社会で活躍する機会を創出するプロジェクト。「ベルファーム」のネーミングはハンディをもつ方々も“ベルマーレファミリーの一員“として『自信と誇り』を感じ、今後も農業を通じて活躍していただきたいという願いでつけています。
目的
「どんなハンデがあっても、すべての人に活躍のチャンスを」の実現に向けてチャレンジ。
経緯
ハンディをかかえた方々が自分の力で歩み寄れる環境整備。それぞれ、直面している課題と強みに着目しました。これらを踏まえ、一燈会と湘南ベルマーレフットサルクラブで農業連携事業をスタート。
○ 農業: 耕作放棄地を有効活用し地元地域の活性化に繋げていきたい。
○ 福祉: 障がいを抱えながら施設で働く方々は、複雑な業務は難しいが、単純作業をやり続けることに関しては秀でた能力を持つ。
○ ベルマーレ: スポーツを通して様々な人のチカラを引き出し、繋げて、地域の社会課題解決を行っていきたい。
成果
それぞれが繋がりを産み、期待以上の成果を得ることができています。
○ 農業 : 耕作放棄地の有効活用以外にも、主要農作物である「開成町弥一芋」の定価3倍での販売実績。更に、地域の飲食店の食材として採用。
○ 福祉: ベルマーレの「ベル」をネームに入れることで、ハンディをもつ方々も“ベルマーレの一員”として、『自信と勇気』を持つことができた。
○ ベルマーレ:
• 選手 ベルファームでの障がい者の方が働くための就労支援として、現役選手が一燈会と雇用契約。デュアルキャリアの形成に繋がった。
• ユース 収穫体験を行うことで、農作物の経済循環の流れを実感する「食育」を実施。
• ファン/サポーター 選手のブロマイド入りの商品を購入し、オリジナルレシピなども拡散。
社会福祉法人 一燈会について
【事業内容】 神奈川県足柄上郡を中心に介護施設やデイサービス、障がい支援や病児保育など 福祉にかかわる様々な事業を展開している社会福祉法人です。また、一燈会ではベルマーレのスポンサー企業でもあり、多くのご支援をいただいております。
○ 選手たちがフットサルに専念できるような環境作りの“魔法のランプ契約“
○ フットサル選手の雇用。(数選手が所属されており、介護事業・障がい事業・農業事業でも活躍しています)
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障害を抱える方の就労支援者として、実際に農場で勤務。
選手と社会課題を解決するデュアルキャリア形成の先駆けへ。 -
ベルマーレのホームゲーム時に、選手のサインやブロマイドを同封して販売。市場の3倍近い価格で売れる。
サポーターはレシピをSNS上で発信・拡散される。 -
「万葉の湯」をはじめとする、地域の飲食店にて食材として採用。
これにより、地域経済の循環に繋がる。将来的にはベルファームに関わる障害者の納税を目指す。 -
小学生〜高校生までのベルマーレの下部組織メンバー70名が、耕作放棄地を耕し、実際に弥一芋の収穫を行う。自分たちの食卓に届くまでに、関わる人達の労力・想いを体感。
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2018年1月に創設されたサッカークラブ「鎌倉インターナショナルFC」は母体となる大手企業がなく、大きなスポンサーもない中で
運営を行なっている。 -
ブロックチェーンをベースとした新しいクラウドファンディングのサービス「FiNANCiE」を活用し、トークンを販売することで
4000万円を超える新しい収益源を獲得。 - 「応援と投資のあいだ」という性質から、より「ジブンゴト」になる熱量の高いファンを獲得。
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トークンが値上がりする可能性があるというインセンティブがあることで「共栄型」として、クラブとファンが「運命共同体」になる
仕組みを構築。 -
何度もファンや関係者への入念で分かりやすい説明を経て、複数回にわたるトークン販売(ファンディング)や二次流通手数料による
継続的な収益を得た。 - 新たなファンベースの獲得(1000人のトークンホルダーおよび、1800人のフォロワー)
- クラブからファンへの一方的な連絡ではなく、ファンとともにアイデアを出し合い、グッズを制作する「共創」も実現。
-
さらにはトークンで得た収益を新事業への投資に充て、トークンの自社買い(バイバック)により、トークン保有者へ還元する
取り組みも開始。 -
Web3系サービス(トークン)のみならず、旧来のクラウドファンディングサービスや、寄付の受付など、
ITやインターネットリテラシーの高さ、地域や年齢などに限られず、幅広いファンからの支援を得ることができた。 -
さらにこの活動で得た知見をもとに、他のチームや自治体などの地域活性化へのコンサルティング業という、クラブの新しい収益源を
獲得。 -
日本に閉じない仕組みとしてNFTの制作、販売も実施。地域の風景などの資源を生かした「鎌倉デジタルコレクション」。
さらに売上の一部を自治体や地域へ寄付する仕組みもいれ、地域活性化、地域貢献にも寄与。 -
「共創」「共栄」型のイノベーションにより、人口密集地と地方・地域を結ぶ「関係人口」や「交流人口」を物理的な移動を
伴わずに実現でき、かつ、国内や日本人に留まらず、海外からのインバウンド旅行者にも適用できる。 -
さらにスポーツの持つ特性で、上記のような物理的な制限のみならず、年齢や性差、国籍などのさまざまなボーダーをも凌駕する
精神的な結びつきは、これからの社会のウェルビーイングにも寄与している。
※本プロジェクトは、ソーシャル・インパクト賞/パイオニア賞のファイナリストにも選出されました
現在は神奈川県社会人リーグ2部(J8部相当)に所属している。
ビジネス・グロース賞
ファイナリスト
(※ 応募順)
ミズノは主にスポーツシーンでパフォーマンスを高めるための商品やサービスを提供してきましたが、それだけではなくこれまで培ったスポーツテクノロジーを活用し一般生活者向けビジネスを拡げていきたいと考えおり、新たな市場を模索しておりました。
そういった背景がある中で、視覚障がい者と交流の機会があり、白杖が目や触覚の代わりになる非常に大切なものであるにも関わらず、似通ったものばかりで長年アップデートがない、また視覚障がいに関する社会側の認識が低く、外出を諦めているという現状を知りました。
白杖に求めているものを深堀して聞いていくと、軽さ、振りやすさ、地面からの情報を手元に正確に伝えることなどがあがり、我々がゴルフシャフトの開発、製造で培ったノウハウが応用できるということで取組をすすめました。とはいえ私たちにとって白杖の製造開発は初めてのことで、当事者だけでなく歩行訓練士、支援所・販売店の皆様など沢山の方に構想段階からご協力頂き商品化に繋がりました。
そこで創り上げた商品のコンセプトは持って出歩きたくなる白杖です。
製品特徴は3点あり、「軽量」「デザイン性」「折損時のサービス対応」です。
「軽さ」では、ゴルフクラブ開発などで培ったノウハウを活かし、素材はカーボンを採用。スマートフォンとほぼ同程度の軽さの、持って軽いというだけではなく、重心位置、しなりなどの設計にこだわり、使用時にしっかり振ることができる振り軽さも追求しています。
2点目はデザインです。白杖本体にデザインを施したり、先端部分にメタリック調のブルーを配色し、これまでの白杖とは少し違った軽やかで爽快なデザインに。
これまでの大丈夫ですか?というような声掛けだけではなく、その杖カッコいいね!など視覚障がい者と周りの方でいつもと違ったポジティブなコミュニケーションのきっかけになればという想いを込めています。
3点目は折損時の付帯サービスです。ヒアリング時に折れてしまうと家に帰ることが出来なくなるので、それが怖くて外出を躊躇うという声を数多く聞きました。
そのような心配を少しでも軽減し、外出を諦めることなく、いつもよりも行動範囲を拡げるきっかけになればと、折損地点から目的地までのタクシー送迎サービスを付帯しています。
発売から多数の嬉しい声も頂いており、スポーツカーにのっているようにスイスイ歩けるといった機能面での評価だけでなく、杖に合わせて洋服を考えて今日は青いパンツを選びました!など今までに無かった発想やコミュニケーションが生まれていると声を頂き大変嬉しく思っております。
今後も、障がいの有無にかかわらず、より多くの方がスポーツテクノロジーで、よりアクティブで心豊かに過ごすことができる社会の実現を目指して活動を進めて参ります。
また、従来の白杖とは少し違った爽快なデザインでポジティブなコミュニケーションのきっかけに。
ソーシャル・インパクト賞
ファイナリスト
(※ 応募順)
FORESTRAIL HIRUZEN-SHINJO 2022 supported by GREENable
:(https://forestrail.com/)
合同会社SPORTS DRIVE
:(https://www.facebook.com/LLCSportsDrive/)
取組概要
スポーツフィールドとしての自然環境も、 スポーツイベントそのものも、持続可能ではない
豊かな森林環境の中で行われるトレイルランをはじめとしたアウトドアスポーツは年々参加者数が増えている。その一方で、その背景となる中山間地域は高齢化と人口減少が進み、森林をはじめとする自然環境の保全に携わる人手が不足している。このギャップを埋めることが、持続可能なアウトドアスポーツ振興の喫緊の課題である。
そうした地方で開催されるスポーツイベントへの企業協賛のほとんどは、協賛メリットに大きな期待をしない広告協賛あるいは社会貢献協賛であり、それは持続可能ではない。
大会も、自然環境も、参加者も、協賛企業も、ハッピーな枠組み
この持続可能性問題に対して、本大会(以下、FORESTRAIL)では、「走る人が増えるほど、協賛企業が増えるほど、自然環境保全が進む」という理念を掲げ、参加ランナーも協賛企業の社員も自然環境保全に参加してもらう枠組みを構築するとともに、公的資金に全く依存せず、協賛企業に対して投資的メリットを提供する大会にデザインし、収益性を確保することに成功した。
参加ランナーに対しては、一般枠の参加費よりも高い参加費を払って大会とは別日に自然環境保全活動に参加する「グリーナブルアクト枠」を用意したほか、一般参加費に500円/人の寄付金を含めた。
協賛企業に対しては、SDGs・サステナブルをテーマにした社員研修や福利厚生、顧客サービスに活用できる自然環境保全アクティビティや地元地域のSDGsや自然環境保全に関わる団体・関係者とのマッチングの機会を、各社独自の日時・内容でアレンジする形で提供した。
こうして、2022年10月15日に開催したFORESTRAILは、スポーツによる自然環境の利用と保全の好循環を創出し、新たなスポーツ協賛の形態を実現させた。
生まれた3つのインパクト
❶ 人手不足の自然環境保全に、関係人口を呼び込んだ:域外から多くの参加者と協賛企業関係者を巻き込むことができるスポーツイベントにデザインすることで、SDGs意識の高いスポーツパーソンと企業関係者を地元の自然環境保全団体・関係者とがつながるきっかけを生み出した。
❷ 広告・CSRの寄付的スポーツ協賛から、SDGsをテーマにしたスポーツ投資へ:広告・CSRの寄付的なスポーツ協賛は企業にとってリターンはほとんどない。大会運営側にとっても寄付集めは大きなストレスである。各協賛企業のニーズや経営課題に合わせてアクティビティをアレンジすることで、投資的効果を生み出した。
❸ 地方のスポーツイベントの持続可能性イノベーション:行政に依存しない大会を実現し、寄付的協賛から投資的協賛を呼び込むことで、地方のスポーツイベントに財政的な持続可能性を実現させた。
※本プロジェクトは、ソーシャル・インパクト賞のファイナリストにも選出されました
※活動は大会とは別日に実施
パイオニア賞
ファイナリスト
(※ 応募順)
2023.03.10 17:30-20:45 @BASE Q
3/10(金)にINNOVATION LEAGUE 2022 DEMODAY を日比谷BASE Qにて実施いたしました。
スポーツオープンイノベーションプラットフォームを推進する場として、スポーツオープンイノベーションネットワーク(SOIN)を実施しました。
先進的な取組みを行っているスポーツ界及び他産業界の先駆者やチャレンジャーを招き、成功事例や連携のポイントの紹介やディスカッション、関係者間のネットワーキングを目的に開催しました。
事業成長を狙うスタートアップの方をはじめ、スポーツチーム・競技団体、事業会社、自治体、アカデミアなど広くオープンイノベーションを狙う方々、スポーツを様々に活用したいとお考えの方々とのネットワーキングの場です。
プログラム説明会:
2022.08.24 14:00-16:00
オンライン開催 約130名様参加
プログラム説明会:
2022.08.24 14:00-16:00
オンライン開催 約130名様参加
アクセラレーション、コンテスト説明
- コラボレーションパートナー挨拶
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・全日本柔道連盟 チーフストラテジーオフィサー・ブランディング
戦略推進特別委員長 井上 康生 様・全日本柔道連盟 常務理事・事務局長 髙山 健 様
・日本アイスホッケー連盟 理事 大西 功 様
・日本アイスホッケー連盟 強化本部トップリーグ委員長 北川 太郎 様
- 競技団体セッション
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・一般社団法人ジャパンサイクルリーグ 発起人・代表取締役 犬伏 真広 様
・公益財団法人日本バレーボール協会 広報部 部長 垣谷 直宏 様
- 採択企業セッション
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・株式会社グレースイメージング 新規事業 部長 池田 一昭 様
・パナソニックホールディングス株式会社 事業開発室
ビジネスストラテジスト / ブランディングデザイナー 木村 文香 様
ネットワーキング:
2023.02.07 18:00-21:00
リアル開催 約70名様参加
ネットワーキング:
2023.02.07 18:00-21:00
リアル開催 約90名様参加
スペシャルセッション① :
『テクノロジーの進化が与える視聴体験の進化』
・ソニー株式会社サービスビジネスグループ 部長 山本 太郎 様
・株式会社AbemaTV ABEMA 総合編成本部 スポーツエンタメ局 局長 塚本 泰隆 様
・モデレータ:AGI Creative Labo株式会社 CEO 上野 直彦 様
スペシャルセッション② :
『ファン目線から考えるコンテンツ提供の試行錯誤』
・川崎ブレイブサンダース 事業戦略マーケティング部 部長 藤掛 直人 様
・TikTok Japan マーケティング本部 山口 裕平 様
・モデレータ:株式会社プラスクラス、プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社 代表取締役 平地 大樹 様
ネットワーキング
後半1時間でネットワーキングを実施
総括
3年目を迎えた「INNOVATION LEAGUE」は初年度に得られた様々な活動成果を踏まえて、スポーツオープンイノベーションプラットフォーム(SOIP)としてのさらなる拡張、進化そして深化を目指して関係者一丸となり推進していきました。
アクセラレーショでは連携団体と有望な採択企業がともにスタートアップ的、アジャイルに価値創造のコラボレーションを実践。具体的な実証成果を挙げ、今後の継続的連携やビジネス拡張への展望を示すことができました。
コンテストでは、前年にも増して広く社会課題をテクノロジー、アイデア、情熱、新たな仕組みで光を当て、具体的に解決していく取り組みが多数寄せられました。本年も素晴らしい先駆的事例を称えることができ、スポーツの持つ未来への可能性を表せたと思います。
長引くコロナ禍の影響を受けつつも、先駆的な人々をつなぐネットワーキングも開催。「INNOVATION LEAGUE」が意欲ある人々をつなぐ存在に進化していっています。まさにスポーツが、スポーツビジネスが粘り強く、変化し、新たに躍進していく場、スポーツオープンイノベーションプラットフォーム(SOIP)へ着実に成長していっています。
最後に、多くの関係の方々に感謝を申し上げます。本プログラム趣旨をご理解いただき、多大なご支援をいただきました。継続して成長を続けるイノベーションプログラムにできたことは、他ならぬ皆さまのおかげです。改めて心より感謝いたします。
スポーツ庁では、スポーツオープンイノベーションプラットフォーム、通称SOIP(ソイップ)の推進に取り組んでいます。SOIPとは、“スポーツ×○○“、つまり、スポーツと他産業等との融合によって新たなサービスを世の中に創出する仕組みを構築しようというものです。
スポーツの場におけるオープンイノベーションを促進することは、他産業界と融合することで、スポーツ界への投資促進やスポーツの価値高度化を図るとともに、他産業の価値高度化や社会課題の解決につながるような新たな財・サービスが創出される社会の実現につながると考えています。その過程で、スポーツの価値高度化、他産業の価値高度化、社会課題の解決がもたらされます。 本年度は、このSOIP推進事業として「INNOVATION LEAGUE」を開催しました。
コロナ禍でスポーツの自粛が余儀なくされる中、スケールを拡大しての事業実施は試行錯誤しながらの挑戦でした。 そのような中、想像していた以上に多くの皆様に参画いただき、アクセラレーションでは実証が実現し、コンテストでは多数の素晴らしい取組が寄せられました。“スポーツが持つ可能性は無限“と言っても過言ではないと実感しました。
「INNOVATION LEAGUE」に多大な御理解と御協力をいただいた全ての関係者の皆様に、改めて心より感謝申し上げます。 今後も継続して、「スポーツで未来をつくる」を体現すべく、SOIPを推進していきますので、ぜひスポーツ庁の施策にご注目ください。